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エンゲージメント
全社エンゲージメント向上の取り組み
NECグループでは「社員の半数がエンゲージしている状態(エンゲージメントスコア50%)」を目指して、経営陣・社員一体となったエンゲージメント向上活動をしています。当社では経営陣・社員に加え、生成AIの力も借りて取り組み、2024年度はエンゲージメントスコア6ポイントアップ(前年度比)に成功しました。その取り組み事例をご紹介します。

取り組み概要
NECグループでは社会価値創造に向けて先進技術の開発・活用とともに、社員に選ばれる会社とするべくエンゲージメント向上に注力しています。年に3回のパルスサーベイに加え、年に1回のエンゲージメントサーベイを実施しており、2023年度の結果から抽出された課題は「全社方針・戦略の浸透」「評価/報酬/登用/キャリア」「働き方/心身のコンディション」でした。加えて、全社員参加イベントで大多数の社員から挙げられた「会社プレゼンス向上」「地方拠点との連携」も全社課題と捉え、2024年度重要テーマとしました。
これら重要テーマを会社からの押し付けとして実施するのではなく、この活動自体をエンゲージメント向上のきっかけであり実践の場とするべく、組織横断、社員と経営の一体運営、自薦方式をコンセプトとして、6つのタスクフォースチームを組成しました。6名の役員がそれぞれタスクフォースオーナーとなり、計53名の社員が立候補で参画、まさに社員と経営がタッグを組んで全社課題に取り組むこととなりました。
施策内容:6つのタスクフォース
全社方針・戦略の浸透: 社長や役員との対話会を通じて、経営陣と社員のコミュニケーションを促進し、会社の方針や戦略が全社に浸透するよう努めています。
健康経営: 社員の健康を支えるイベントの開催や健康に関する情報提供を行い、心身のコンディションを整えることに重点を置いています。
キャリア自律・ジョブ型: 新しいジョブ型制度に向けて、社員が自身のキャリアを自律的に考えるための「PeopleDay」やキャリア相談ツール「AIキャリアン」を提供します。
プレゼンス向上: 他社との交流イベントや社内プロジェクトを通じて、企業のプレゼンス向上に向けた活動を積極的に展開しています。
働き方の改善: フレキシブルな働き方を推進するための施策を拡充し、ワークライフバランスの向上を図ります。
地方拠点との連携: 地方拠点への役員の滞在やサテライトオフィスの活用を促進し、地域間の連携を強化することで、全社的なエンゲージメント向上に貢献しています。
これらのタスクフォースでは「とにかくやってみる」仮説検証型アプローチを採用し活動を展開。社長との対話会、健康イベント、キャリアインタビュー公開など計13施策を実施しました。その中でも、全社員参加型オンラインイベント「PeopleDay」で利用された生成AI「AIキャリアコンサルタント」は社員が自身のキャリアを考えるための新しいツールとして好評です。

取組成果
2024年度のエンゲージメントサーベイ結果として、エンゲージメントスコア6ptアップ、各タスクフォースで指標としたエンゲージメント要因「経営陣」「ワークライフ・バランス」「キャリア・自己開発」「生産的な業務環境」「雇用主としてのブランド」「チームワーク」いずれも4~7ptアップ、会社としての目標値を達成しました。タスクフォースの施策そのものの成果に加え、社員と経営が一体となって取り組む活動姿勢がエンゲージメント向上につながったと考えています。
当社は今後もさらなるエンゲージメント向上を目指し、活動してまいります。
