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学びへのやる気を出すちょっとしたコツ
PJ活動お役立ちコラム
第162回 2024年1月16日
学びへのやる気を出すちょっとしたコツ

予測困難な(VUCA)時代を乗り切るために、アップスキリングやリスキリングをしたいと思っている方は多いのではないでしょうか?しかし、自身の成長や新しい知識を習得するために学ぶことは非常に重要なこととわかっていても、喫緊の必要性を感じないと、やる気がでずに着手できていない方もいるかもしれません。実は筆者もその一人で、学びたいことがあり参考書を購入したものの、開かずに本棚で眠らせ続けてしまっていました。
インターネットなどで調べたところ、一般的な学びへのやる気を出すコツとして下記のようなものがあるようです。
学びの
・ 目的と目標を明確にする
・ スケジュールを立て、時間を作る
・ ご褒美を設定する
学びを
・ アウトプットする
・ 誰かに共有する
・ 習慣化する
今回のコラムでは、これらを参考に筆者が実践して効果があった、「学びへのやる気を出すちょっとしたコツ」について紹介します。
ちょっとしたコツ1:気になることは先に片付ける
やる気を阻害するほどなにかが気になり、勉強に集中できないことはありませんか?
筆者の場合は、いつもは気にならないような棚の整理整頓を急にしたくなったり、お菓子を食べたくなったりと何かに逃げようとすることがあり、「逃げて自分を甘やかしていいのか?」という葛藤がありました。
時間があまりかからずにできることは後回しにせず、思い切って先に片付けてしまうと、その後の集中力アップにつながりました。
ちょっとしたコツ2:自分に合った手段をみつける
これまで勉強の手段は、公式の参考書を使うことの一択だと勝手に思っていましたが、勉強内容によっては手段が選べるようになってきたと感じています。参考書が複数あり選べるのであれば、自分にあった参考書を購入するとよいです。
参考書以外にも動画やスマートフォンの学習用アプリケーション(スマホアプリ)など、自分にあった勉強手段をみつけられると勉強が楽しくなります。動画やスマホアプリだと参考書に比べてかさばらないので、移動時間の有効活用にもつながります。
筆者は、目が疲れてしまい参考書の文字を受け入れられない日には、動画やスマホアプリの音声を聞き流して勉強を進めました。たまには、そんな日があってもよいですよね。
また、有料の講座を受講するのも効果的でした。自分に投資をすると、学んで投資を回収したいという気持ちが強くなりました。
ちょっとしたコツ3:資格試験(検定)を受ける
資格試験(検定)があるものは、合格を目指して受験してみてはいかがでしょうか?筆者のやる気が一番でたのはこの「資格試験(検定)を受ける」ことでした。明確な目標を設定できるので勉強のスケジュールが立てやすく、勉強時間を確保しやすくなりました。
また、周囲に受験することを伝えたことも効果的で、「受験を宣言したからには合格をしなければならない」という良いプレッシャーになり、また周囲からの「受験頑張ってね」という応援に奮起させられました。
資格試験(検定)を受ける場合は、合格して終わりではなく、学んだことを忘れないよう復習したり、また勉強を習慣化したりできるとよいです。
さいごに
今回は「学びへのやる気を出すちょっとしたコツ」を3つほど紹介しました。
自分にあった勉強手段を見つけて、スキルを身につけ、自身の成長とビジネスの成功につなげていきましょう。
今回のコラムがみなさまの活動の参考になりましたら幸いです。
さいごに、コツについて調べたときに見つけた、おもしろいものがありましたので紹介します。みなさんは、「ツァイガルニク効果」というものをご存じでしょうか?達成できたことよりも、達成できなかったこと(中断されたこと)のほうが強く記憶に残る、というものだそうです。これを利用して、勉強を「キリの悪いタイミング」で終了させるのも良いとのことです。筆者は参考書を使用して勉強する場合、章の切り替えや問題を解いて解答を確認した後など「キリの良いタイミング」で終了していたので実践できていませんが、ご興味があればぜひお試しになってみてください。