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仕事のストレス、どう解消する?

PJ活動お役立ちコラム
第145回 2023年9月12日
仕事のストレス、どう解消する?

皆さんは仕事のストレスに対してどう向き合っていますか?
仕事とストレスは切っても切れない関係だと思います。プロジェクトの進捗が芳しくない、職場環境が変わった、割り込み業務が多く発生する、人間関係が良好ではなくピリピリした雰囲気がある等、ストレスが生じる要因は多種多様です。
ストレスを溜めたまま放置すると、職場に行くことすら億劫になり、酷い状態だと日常生活を送るのが困難なほど身体面、精神面両方に支障をきたすことがあります。

筆者は、眠れない、目覚まし時計のアラームが鳴る前に目が覚めてしまう、普段は感じない不安感や焦燥感に駆られるなどの、症状を経験しました。筆者特有かもしれませんが、辛い物が無性に食べたくなるということもありました。
今回のコラムでは、筆者がストレスを感じた要因と、実践して効果があったストレス解消方法を紹介していきたいと思います。

ストレスが発生する要因

  1. 定時間内に業務を終えられず、夜遅くまで残業することがある
    →業務量をコントロールすることができず、モチベーションやパフォーマンスが低下してダラダラと残業してしまう。
    残業で帰る時間が遅くなり、プライベートな時間がへってしまいます。仕事にやりがいを感じていても、身体的にも精神的にも疲労が蓄積していました。
  2.  職場の環境が変化した
    →転勤や部署の異動、業務内容の変化等、職場環境の変化。
     筆者は入社時、コロナ禍ということもあり、自宅で仕事をすることが多かったのですが、入社2年目に差し掛かった時に部内異動で出社して勤務することになりました。新しい職場での人間関係や業務、通勤が伴う勤務形態の変化に慣れるまで時間が掛かりました。
  3. 周囲のペースと合わせるのが苦手
    →入社してしばらくは仕事に対して余裕がなかったため常に焦っていました。「とにかく仕事を早く終わらせよう」とスピードを重視するあまり、上司や同僚、お客様とのテンポが合わずに場の空気を乱してしまうことがありました。
    現在では、全体スケジュールと自身の役割も理解できるようになり、冷静に対処することができるようになりましたが、当時は周囲とペースを合わせることが苦手でした。

気軽に実践しやすいストレスの解消方法・予防策

ストレスの解消法には「旅行に行く」「体を動かす」ことも有効ですが、まとまった時間や休暇が取れないときもあります。
そのため、筆者が実践していた気軽にできるストレス解消方法をまとめました。

  1. 休息を適度にとる
     →適度に休息をとり「自分の時間」を持つようにしました。趣味や興味がある活動を楽しむことで、ストレス発散できます。
  2. 仕事を分担する
     →職場の同僚と業務量を調整するようにして、一人で抱え込まないようにしました。
    責任感の強い方のなかには、業務を時間内に終わらせることが出来ないことに罪悪感を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    私もかつてはそうでしたが、同僚に調整を持ちかけたり、協力を仰いだり、上司に相談することも大切な業務だと考えるようにし、一人で抱え込むのを防ぐようにしています。
  3. 睡眠をとる
     →筆者個人の感想ではありますが、睡眠をとることが一番のストレス解消法でした。睡眠が不足すると、その日の疲れも解消できず、ミスが多くなったり、考えがまとまらなかったりと、ストレスがストレスを生み出す原因にもなります。筆者は前述の通り、目覚まし時計をセットすると設定した時間よりも早く起きてしまうため、目覚まし時計を掛けずにリラックスできる環境にしました。夜更かしはせずできるだけ6時間の睡眠を確保して前日の疲れをリセットするようにしています。
  4. 気になっていた映画を見る
     →テレビのCMや広告を見て気になってはいたけど、いつか見ようと後回しにしてしまっている映画を見るようにしています。最近では映画を定額で見られるサブスプリクションと呼ばれるサービスがあります。家でも映画を楽しむことができるので、みなさんも、この機会に多くの作品に触れてみてはいかがでしょうか。良いリフレッシュになります。

最後に

今回は、筆者の経験を踏まえてストレスの解消法をご紹介しました。
みなさんの中には、プロジェクトを成功させるために、ストレスを抱えながら業務対応されている方もいらっしゃるかと思います。
本コラムが、そのような悩みを抱えている方々やサポートする周りの皆さまのご参考になりましたら幸いです。