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学ぶこと

PJ活動お役立ちコラム
第100回 2022年10月25日
学ぶこと

PJ活動お役立ちコラム読者の皆様、いつもご愛読いただきありがとうございます。
おかげさまで、本コラムも100回を迎えることができました。
今後も引き続き発信していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

ここからは、100回目のコラム「学ぶこと」をお届けします。

2022年度も下期に入り、約1か月が経過しようとしています。
筆者は先日まで、自分のスキル不足からタスクや時間に追われる日々を過ごしていました。その状況下で、基礎基本を徹底することの重要性を痛感し、学び直すことを意識しました。
今回は、「学ぶこと」について取り上げます。

学ぶことは、真似ること

「学ぶ(まなぶ)」の語源は、「まねぶ」「まねる」とするのが一般的な解釈のようです。
「真似る」は、「まねぶ」という言い方で使われていたようで、「まねぶ」と「まなぶ」が同じ語源からきているそうです。
何かを学び、身につけるには、「真似る」ことが重要と考えられているようです。

結果や成果を出している人から徹底的に学ぶ

筆者が現在の職種に就いた際に、少しでも早くスキルアップするためにはどうしたらよいのかを模索していたところ、A先輩から「○○さんを真似するといいよ」とアドバイスをいただきました。A先輩は、○○さんの仕事への取組み方、思考法、資料作成などを真似しているとのことでした。一般的にはある程度の経験を積んでいくと、自然とオリジナリティを出そうとしますが、A先輩は真似することに徹底していました。(先日お会いした際に確認したところ、5年以上経過した現在も、真似し続けているとのことでした。)
筆者もA先輩のように○○さんを真似しようと試みましたが、とても難しく、真似をすることは想像以上に『真似する能力』が必要になると感じたことを覚えています。

スキル向上のためには真似は必要

筆者の定義する真似は、結果や成果を出している方を真似し、「なぜこのやり方なのだろうか」等と考え、自分のなかに落とし込み、アウトプットすることです。
最初は真似することに精一杯でコピー(模倣)しているだけの状態になりますが、どうやって真似をすれば自分のモノにすることができるのかを理解し、繰り返し実践していくことが重要と考えます。

真似ぶを続けることは難しい

現代は情報が溢れ、スピード感が速いため、早く結果を出そうと目先の情報に飛びついたり、オリジナリティを出そうとしたり、焦ってしまう人が多いのではないでしょうか。
筆者自身も例外ではなく、結果や成果を出している方を完全に真似することができておらず、失敗ばかりしています。真似ぶことは、ほとんどの人が続かないのです。

真似ぶを成功させるポイント

真似ぶことの重要性を理解したところで、実際に真似する際に気を付けるポイントは、

  1. オリジナルを一切加えない
  2. 悪いところも含めて真似る

ここはちょっと違うなと思い、真似しないで省いてしまうことがあると思いますが、良いところも悪いところも全てが結果や成果につながっているので、悪いと感じたところも実は意味があるのかもしれません。取捨選択せず、すべて真似てみることが重要です。

おわりに

『目的をもって、真似しよう!』
本当に成果を出したいのであれば、数か月・数年かかるかもしれませんが、成果や結果を出している方と自分を信じ、徹底的に真似ることが成功への近道なのではないかと改めて感じています。
今回の内容が皆さんの活動に少しでもお役に立ちましたら幸いです。