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RYO MAEKAWA
コーポレート企画統括部
PROFILE
2006年入社。情報工学を専攻し、eラーニングシステムを活用した学習効果の研究に従事。
経営と現場をつなぐ、次世代のビジネスパートナー
数字から価値ある洞察を導き出す
2024年度からFPA業務遂行グループで人材開発サービス統括部を担当しています。年間予算の策定から業績目標達成に向けたマネジメントまで、幅広い業務に携わっています。統括部の売上・損益の実績分析では、単なる数値の確認に留まらず、その背景や原因を深く掘り下げています。例えば、売上が計画を下回った場合、「NECグループのどの顧客か」「どの領域の何が影響しているのか」など、様々な角度から分析を行い、具体的な課題と対策を提言しています。統括部では、eラーニングやサブスクリプション型の研修サービスなどのビジネスモデルも展開しており、これらの収益構造や将来性についても分析を行っています。日々の数字と向き合い、事業の成長戦略立案をサポートできることに、大きなやりがいを感じています。

デジタル技術と業務改革で、
効率化を推進
コーポレート企画統括部では、生成AIを活用した業績見込みの自動化に取り組んでいます。NECグループ独自の生成AIツール「Cotomi」による業務の高度化・効率化は、今後の可能性を感じる取り組みの一つです。セキュリティにも配慮された環境で、安全に新しい技術を業務に取り入れられることも魅力です。また、本年度から業績マネジメントの進め方を抜本的に見直し、統括部メンバーの負担軽減を実現しました。これまで各グループで個別に行っていた業績管理を集約し、必要な情報を効率的に収集する新しい仕組みを構築。様々な関係者との調整は困難を伴いましたが、「今年は楽になった」という声をいただき、改革の手応えを実感しています。

日々の業務にプラスアルファの視点を
求められた業務をこなすだけでなく、常により良い方法を探究し、積極的に提案することを心がけています。例えば業務改革では、自分たちの工数は一時的に増えても、組織全体の効率化につながることがあります。目の前の課題に対しても、その先にある本質的な目的を見据え、全体最適の視点で取り組むことで、新たな価値を生み出すことができると実感しています。そうした姿勢が、より良い仕事や職場環境づくりにつながると考えています。

経営視点を磨き、
新たなステージへ
FPA業務に異動してから約1年。一通りの業務を担えるようになった今、より積極的な提案を目指しています。そのために会計知識に加え、経営やマーケティングの知識も深めていきたいと考えています。近年、日本企業においてもFP&Aビジネスパートナーの役割が注目を集めており、経営の意思決定に必要な情報を財務の観点から支援する重要なポジションとして確立しつつあります。データに基づく経営判断の重要性が増す中、この役割は今後さらに重要性を増すと考えています。将来、会社経営や新規事業の立ち上げを目指す方にとって、財務と事業の両面から学べる貴重な経験となるはずです。
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